フードピクトは大阪・関西万博に協賛しています

3月14日

　株式会社フードピクト（本社：兵庫県神戸市、代表取締役：菊池信孝）は、今年4月に開幕する大阪・関西万博の運営参加サプライヤーとして、料理や食品に含まれる食材を視覚的に伝えるフードピクトを会場内の飲食施設に提供します。また必要に応じて医師、管理栄養士、料理人、デザイナーなどで構成する弊社チームによるサポートを提供し、世界各国からの来場者に安全で快適な食体験を提供できるよう支援いたします。

フードピクト基本の16品目 — ©️ FOODPICT & NDC Graphics

　大阪・関西万博には2,800万人の来場が見込まれており、会場内では多彩な飲食が楽しめるように準備が進んでいます。また海外からの来場者は350万人を見込み、世界の約3人に1人にはアレルギーやベジタリアン、宗教上の理由により「食べられないもの」があるなか、万博会場においても多様な食文化や食習慣への対応が求められます。

　そこで会場内で飲食を提供する出展者と協力して使用食材が一目で理解できるフードピクトを表示し、国内外からの来場者が自分に合った食事を安心して選べる環境整備を進めています。この取り組みにより、言語や文化の違いによる誤解や伝達ミスを防ぎ、来場者への安心提供と従業員の負担軽減に貢献します。

G20大阪サミットでのフードピクト表示例 — 写真：G20大阪サミットでの利用例

フードピクトとは

　フードピクトは、ISO（国際標準化機構）、JIS（日本産業規格）、CUD（カラー・ユニバーサル・デザイン）のガイドラインに準拠し、世界1,500名への理解度・視認性・必要品目の国際調査から開発した食材表示のピクトグラムです。

　日本の玄関口である成田空港、羽田空港、関西空港をはじめ、全国100社1,600店を超えるホテルや飲食店、食品パッケージで採用されています。またミラノ万博の日本政府歓迎会や、G20大阪サミットやG7広島サミットなどの国際会議でも採用され、これまでに日本経済新聞社「2019日経優秀製品・サービス賞」優秀賞・日経MJ賞、経済産業省近畿経済産業局「関西インバウンド大賞」特別賞などを受賞しています。